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僕らの輝くタカラモノ

9月25日 僕らの一生の記憶に残る一日となった。

16時29分 体重2778g 身長48cm
輝く光を身体いっぱいに放ちながら、元気な女の子が
天使の産ぶ声をあげて、この世界におりた。
ubugoe.jpg
この子の超大作のドラマが今、スタートした。

妻はよくがんばった。
不安ばかりの帝王切開。初めての出産。
医師から1.5リットルの血液が流れてしまったと聞いた。
手術が終了し、ベットに乗せられ手術室を出てきた妻の顔は蒼白だった。
とても苦しかっただろうなと思い、胸のうちが熱くなった。

僕は『安産祈願』のお守りを握り締めて祈るだけ。
なんという無力な事だろう・・・。

赤ちゃんは赤ちゃんらしく元気に生を受けた。
妻は母として、最初の役割を全力で果たした。
僕は夫として、親として、これからこの家族に命をかけて生きる!
できなかった事に対する責任、のような短絡的なものではなく、
妻と子、そして自分をなんとしてでも幸せにして行くんだ!という事に対する責任・・・。
それに命をかけていく!

赤ちゃんの顔をみて、妻の顔をみて、そう決意を新たにした。

親になるということ・・・それは、決して変わることの無い・失くなる事の無い、
『タカラモノ』という心のキャンドルに、ポッと火が灯されることなのだろう・・・。

今から、ここから。
僕ら『Sun House』のスタートコールが新たに鳴った。
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選ばれてうちにやって来る

『朝日新聞の27面を読んでみて。』
と、妻からメールが入った。

新聞の記事は、障害を持った赤ちゃんを出産するが
生後2ヶ月で亡くしてしまう夫婦の前向きに生きている内容だった。
記事の最後は、
『赤ちゃんはきっと、選ばれてうちにやって来たんだよね。』
という言葉で閉じられていた。
“神様”はその子に相応しい両親の元を選んで赤ちゃんを送り出すという…。

出産を間近に控えている妻はこの記事を読んで
どんな事を感じたのだろう。
僕はまだ親としての心の準備ができあがっていない。
今は不安と楽しみが混沌とした、そわそわした気持ち。
赤ちゃんと初対面したときの気持ちは想像できない。

手術はいよいよ明日。妻は昨日から予定通り入院している。

出会いから結婚、出産…と、短期間のめまぐるしい環境の変化に
心が置いていかれそうになるが、人生なんてそんなもんの
連続なのかもしれない。

どちらにせよ、あした新たな命の誕生と共に
僕らが親になる瞬間でもある。
きっと心の何かがはじけるだろう。

この家庭に“神様”が宿る瞬間なのかもしれない。
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心を映すラブレター

夜、無人の家へ帰宅すると珍しく封書が届いていた。
“銀行か保険会社からのダイレクトメールかな”そう思い差出人をみると
なんと、ふるさと出産のため帰省している妻からだった。

見慣れた力強くはっきりとした字で、便箋3枚分にも渡りびっしりと書き綴られた、
ラブレターだった。
IMG_2729.jpg
結婚前の懐かしい感覚を覚え、心がホカっと温まった。

携帯電話の急速な普及により、メールや電話ばかりの毎日。
便利になった事は良い事だけど、それに頼りすぎている反面“情緒”とか“ものの哀れ”という言葉が
聞こえなくなってきた事が淋しくも想う。

手紙の最後はこう綴られていた。
『辛くなったら空を見上げてね。きっとそこには私と赤ちゃんの顔が浮かんでいるよ。』
“うん、そうするよ。”そう僕は小さくうなずいた。

明日も晴れるといいな。
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人が創り出すパワー

結婚1周年を記念して、式場からディナーの招待状が届いた。
“へぇ~粋な計らいをしてくれるもんだなぁ”と感心しつつ
妻とふるさと出産のついでに足を運んだ。

フランス懐石料理、アルコールを含むフリードリンク、
予約席用の格式高く静かで居心地の良い会場・・・
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予想以上の接遇を満喫していた。
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・・・しかし残念だったのは、レストランスタッフが無愛想だったこと。

食事を終えて、1年前の式を思い起こしながら式場のそばを歩いていた。
フロントの横を通るとき、『川畑さんいるかなぁ』と妻と話しながら覗いた。
僕らの式をコーディネートしてくれた、親切丁寧な人だ。

“あ、いたいた!” 川畑さんを見つけた!目が合った。
僕らを忘れているだろうと思っていたけど、むしろ川畑さんから
寄ってきてくれた。

『もちろん覚えていますよぉ!元気でしたかぁ!来てくれてありがとうございます!』
川畑さんは心から僕らの1周年を祝ってくれた。

川畑さんと再会できたことで、今日ここに足を運んだ事を幸せに想った。

“ここで式を挙げて本当に良かったね!”
帰りの道中、妻とそう話しながら僕らのこの1年を静かに振り返った。
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一度きりの記念日

いよいよ明日から妻がふるさとへ出産帰省をする。

お昼時に妻からメールが入った。
『今出かけています。最後の“ひとり”を精一杯楽しみますわ』
“そっか、子供が生まれたらひとりで何かするって事はなくなるんだなぁ”
決してそれが嫌なわけではないのはよく分かる。でも新しい何かを始めるときは
何かを捨てなければならないということ。

人生二度なし・・・一生同じ場面には戻れないし、今こうして過ごしている時間さえ
二度とない時間なんだよなぁ。
そう思うと、僕ら夫婦だけの時間も今夜が最後という事になるだろう・・・。

駅前のお気に入りにケーキ屋さんで、大好きなタルトをお土産に買って帰った。
『そうだ、今日を記念日にしよう。』僕ら夫婦で過ごした最後の日。
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『私も買って帰ろうと思ったの!よかったぁ。』と、妻は表情を和らげた。

その夜はタルトを食べて、いつも通りぐっすりと眠った。
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夕暮れ時のお散歩

夕陽が空を染めて心地よい風が身体を落ち着かせてくれる。
“あ~今日も疲れたなぁ~”
職場での一日を振り返りながら家路についた頃、
めずらしく妻からメールが入った。
『今、散歩しています。』
“あ~出産に向けての運動かぁ~”と、思いながら帰宅コールをした。

『今どこにいるでしょうか??』と、妻はあどけない質問をした。
“どうせいつもの川沿いを歩いているんだろう”と思いながら
『本栖湖に居るのかい?』と、ユーモアで返した。
すると妻は、『森野の寺子屋が見えるところ。』(私の出勤途中)と
言った。
なんと、彼女は会社のそばまでお迎えに来てくれていた。

嬉しかった。
今日のできごとや他愛のない会話が、疲れをどこかに飛ばしてくれた。

思いも寄らない“夕暮れ時のお散歩”になった。

空を見上げるときれいな三日月がちょこんと顔を出していた。
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●心を込めた贈りモノ●

妊娠後期の妻が来週からお産に向けて、ふるさとへ帰省する。しかしなぜかここ2、3日は寂しそうな表情を見せる。
何故だろう・・・考えてみて思う。出産への不安かなぁ。男には決して分かる事のできない、初産の不安があるのかもしれない。もしくは、しばらく僕と別々の生活になるからかなぁ~。

気丈な妻だけにその本当のところは表には出さない。
だから察するしかないのだ。

会社からの帰り道、お花屋さんに立ち寄った。
『プレゼント用にこれください!』衝動的にひまわりのような明るいお花のブーケをお願いした。
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『しばらくの間、別々の生活にはなるけど、まだ見ぬ赤ちゃんと共に心ひとつにして行こうね』そう一筆を添えてプレゼントをした。
妻はちいさく『ありがとう。』と言って微笑んだ。僕と彼女の心もきれいなお花でいっぱいになった。

プロフィール

Sugiyama

Author:Sugiyama
太陽のようにあたたかく、まわりに光を届けられるような家庭を目指して!
子育てがんばるママのブログです

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